もうすぐ閉館の東京タワー水族館に行ってきました。

アベニーのこともいろいろ書きたいのですが、とりあえず今あげたいこの記事。

行ってきました。
東京タワー水族館です。

TTA!TTA!(Tokyo Tower Aquarium)
東京タワーの真下にある都内のど真ん中の水族館。

今年の9月30日に閉館してしまうそうですね。。。

ううう。。。すごく悲しい。。。

私は多分これが3回目の訪館。

なんといってもこの水族館、珍しくアベニーパファーとミドリフグの展示をしています。フグの種類も充実。他の水族館でミドリフグって見たことないので、そりゃもう私的には大好きな水族館でした。

入るとすぐに淡水フグスペース。
横に長い水槽で、わりとゆったり暮らしてるフグズ。

美しいファハカ。

お肌すべすべ。

こちらも綺麗なアベイ。

インドマミズフグに、

スバッティ。

そしてアベニー。

アベニーは水槽に対してだいぶん少ない!よけい小さく見えます。でも広いのでストレスなく暮らしていそうな感じです。

中に入ると、海水フグはじまり。
コンゴウフグ。

とか、サザナミフグ。

ディスプレイ的には、ほぼベアタンクな感じなのでちょい他の水族館に比べると寂しいのですが、どの子もとても丁寧に飼育されていると思います。

その証拠に、ひれがとても美しい!

大きい水族館のフグは、大きい水槽に混泳してるせいなのか、ヒレがボロボロの子が多いんですよね。成魚を自然から採取してきたからなのかな?

でもここの子は、ヒレがきれい~!フグのなりやすい尾ぐされ病とかになってもちゃんとケアしてもらっているんだろうなーと思います。

なので、ふぐ飼いの視点からみてもいい水族館なのです。

海水魚のキッズを集めたスペース。

かわいいハコフグの赤ちゃん。

…を見る、ハリセンボンの赤ちゃん。

カワユス。

ハリセンボンの目って、なんでこんなにキラキラなのかしらん。

アベニーもミドリフグも光を反射して青や緑にキラキラですが、ハリセンボンは目が大きいからキラキラが見えやすい。

その反対側には、大人ハリセンボン水槽。

ハリセンボンのボンちゃん。
名前つけてるあたり、愛を感じます。

円形の水槽なのでちょっとまがって見えちゃうけど。

指ふると寄ってきました。

キャワイイ~!
ハリセンボンのこの眠そうな目がたまらない!

前に来た時はもっと小さかった気がします。成長したのねー。

 

そしてなんといってもこれ。
ミドリフグ水槽~。

謎の2段型のオーバーフロー水槽。
下の低い部分にミドリフグがいます。
他の魚のヒレ噛んじゃうから、別扱いなのかな?

前来た時は真ん中の他の魚が入ってる水槽、もっと高さがあった気が。。。気のせいかな?

ただ、ちょっと暗いので、ミドリフグの白いお腹がグレーに見えてしまうー。
ミドリフグにもうちょっと照明をプリーズ!

水槽自体は幅が2mぐらいあるのかな?んで、環状になっているので、1周したらかなりの距離。ミドリフグたちもガンガン泳いでました。

10センチぐらいによく成長した子たちもいるし。

なんか個性的な顔の子も。ノーズが細いし尾ヒレがでかい~。

指を振ると寄ってくる。かわいい。

ミドリフグは数が多いので、お互いしっぽガジガジしてしまってヒレはアレでしたね。ほんとはもうちょっと隠れられる筒みたいなのがあればいいのかも。ちょっと弱ってる子には流れが速くて、調子の悪い子は水槽の角に溜まっちゃってたなー。

ミドリフグ水槽の隣のムブちん。

この子も綺麗だなあー。

そして表情豊か。

かわいいー。

フグ好きな方、是非行ってください。
9月30日までしか見られないよ!

 

っていうか、魚好きな方、是非行ってください。

大手水族館は超大きい水槽か、大きい水槽か、すごく小さい水槽かしかないけど、
ここの水族館はなんか不思議な中の小って感じの水槽サイズ。
大きい水槽に大量に魚が入っている水族館に比べると
魚1種類1種類をじっくり観察出来る楽しさがあります。

魚も近くに見えるしね。
フグ以外でも楽しいですよー。

個性的なドット柄の子。オシャレー。(名前見忘れ)

コケが生えてる存在がファンタジーなかっこいいワニガメさん。

この亀さんは前来た時は岩のように動かなかったのに、今回はアクティブにじたばたしてました。どうしたんだろう?人が多くてびっくりしてる?

あと、この水族館のいいところは、魚のみなさんが人間が好きみたいで、割とこっち向いてくれるところ。飼育員さんにかわいがられてるんだろうなと思います。

 

見られすぎ(笑)

正面顔が撮り放題でした。

水族館で人が嫌いな魚は壁のほう向いて動かなくてちょいノイローゼっぽく見えちゃう魚も多くいる中、この子たちはなんか手とか振ると興味もって寄ってくるぐらい愛想がいい。

きっと大事に飼育されているから、人間ぎらいじゃないんだなー。とか思います。

前回来た時と同じ魚が少し大きくなってて元気にしてて、1匹1匹を大事に飼っているって感じが伝わってきます。まあそれは展示内容が変わらないってことなんだけど(笑)

なんだろう。。東京タワー水族館って、例えばさかなクンが水族館作ったらこんな感じになりそうっていう感じの、魚が好きな人が作ってる水族館という感じです。

あふれる魚愛。

なくなってしまうのがとても寂しいです。

最後には屋内ですが鯉のプールがあり、100円で餌があげられます。
餌は最初の受付で売ってます。

メチャ寄ってくる。ぐいぐいきます。
みんな相当デカイ。
そして近い。

すぐに進化して陸にあがってきそうな勢いの子ばかり。
生命力パネエ。

閉館したらこの子たちはどこにいっちゃうのかなー。。。
ちゃんとどこか水族館に引き取られて、かわいがってもらえるのでしょうか。
希少で珍しい魚もいるみたいだし。
でもミドリフグとかはアベニーは水族館では引き取られないよなあー。。。

閉館までにもう1回ぐらい行きたいです。

せっかくなので、東京タワー水族館の名前の入ったグッズを何か買って思い出を残したいと思ったのですが、作ってないのか売り切れたのか、オリジナルグッズがあんまりなかったのが残念。

ハリセンボンのボンちゃんのぬいぐるみ買いました。
かわいいよー。

あとちょっとしかチャンスがないけど、皆さまにも是非行ってほしい!

 

 

ウチのおじーちゃんアベニーのこと。

またまたコメントいただいて、アベニーのことを近々記事にするっていっておきながら時間がたってしまいました。すみません。。

久しぶりに、アベニーパファーのこと書こうかなと思います。
特に、うちの長生きのアベニー2匹のこと。

ウチの会社は2013年に社長がいきなり水槽を買ってきたことで始まったアクアリウム、いつのまにやら5年を経過し6年目に突入しているわけですが。

ウチには今、アベニーが13匹います。
2013年10~11月にアクアリウムショップからお迎えした、親世代が2匹。
その後に生まれた子の第二世代(子供世代)の3歳が4匹。
その4匹から生まれた or 親世代から生まれた1歳半ぐらいの第三世代(孫世代)が6匹。
サテライトにまだ9か月ぐらいの子が1匹。

サテライトには2匹いたのに、1匹つい先日飛び出して☆になってしまった。。。悲しい。。。

右の45センチスリムにアダルトと子供で6匹。左の26センチに孫6匹。

どういう訳か、ウチのアベニーは毎週誰かしら卵を産んでて、それが孵化してて
掃除のたびに稚魚がとれちゃいます。

アベニーの産卵とかって季節とか関係ないのかしら。。。通年なんですけど。。。

ウチのアベニーの母&おばあちゃんは、ジャイ子(♀)です。今年の1月に☆になってしまったのですが、みんなこの子の子孫です。

在りし日のジャイ子さん♀(性格:他のアベニーをすぐ噛む)

この子はとにかくよく産卵しました。
☆になる1か月前までずーっと毎週毎週産卵してました。
そういうもんなんでしょうかね?熱帯魚って。。。
ジャイ子のことはまた改めて。とても思い出が深い子でした。

そしてお父さん&おじいちゃんは、多分ほとんどがこのシワシワ君です。

目の横にしわが多かったのでシワシワ君(♂)

ジャイ子はこの子としかカップルにならなかったのでねー。

シワシワ君は今、ウチに来て4年と10か月、あと2か月で5年になります。
売られてるときが半年たったぐらいであれば、実年齢は5歳は超えてる感じです。

そして5歳越えがもう一人、ショウ君という♂アベニーがいます。

最初はちいさかったのでショウ(小)君。(♂)

この子も同じときに来たので、同じぐらいの長命。

さてこの2匹なんですが。

アベニーの5歳っていったらかなりおじーちゃんだと思うんですが。
どういうわけか、毎日毎日毎日喧嘩してます。

さらにもう一匹、シワシワ君の息子もいて、その子も含め毎日喧嘩三昧。

ふんぎゃー!(この写真の下はシワシワ君の子供の♂の子)

現役です。今日もケンカしてました。ヤンキーじじいです。

っていうか、多分3歳ぐらいから、必ず毎日欠かさずケンカしてます。

なので尻尾がボロボロ。

アベニーのオスのケンカって、アベニー複数で飼ってる方は知ってると思いますが、背中とお腹にとさかみたいなのをたてて体をひらぺったくして、体を大きく見せつつ円を描くように上下に泳いで、最終的にはお互いをつつくっていうかごつくって感じ。

3年前はこんなに感じだったショウ君

5歳でこんな感じに。

元気なのはなによりなんだけど、激しいなあ。

ひれがボロボロなのは、昔はもしかして尾ぐされ病?を疑った時もあったけど、薬を入れても全然回復しないし、歳だからもう仕方がないのかなと、あきらめてます。

飼い主を見ると、えさをもらいに寄ってきて、そこでオス同士目があって、「なに見とんじゃゴラァ!」って感じでケンカが始まります。毎日それ。ヤンキー漫画みたいな展開。

フグの飼育本とかには、ケンカが激しい場合はオスを隔離したほうがいいとか書いてある場合があるんですよね。

・・・・これはウチのアベニーに限ったことかもしれませんが。

どうもウチのオスはケンカしてるほうが楽しそうなのです。生き生きしてるし、ケンカしてるほうが体力を使うからか、モリモリと餌をよく食べるのです。

ジャイ子が☆になってから、もう年寄りだから若い子と一緒にするのはかわいそうかなーと水槽にシワシワ君とショウ君の二人きりにしたことがあったのですが、その時はケンカはしませんでした。メスがいないとケンカはしないみたいです。

ケンカはしないけど、餌も食べる量が減って、あんまり動かず、明らかに元気がない感じになってしまって。

なので、3歳になるジャイ子の子供のメス3匹とオス1匹を合流させたところ、2匹ともノリノリでケンカしてさらにはメスにアプローチ。生き生きし始めたんですよね。

メスが大好きでご飯食べてケンカしてっていう生活が、シワシワ君とショウ君には合っているのかもしれない。だから5年も長生きしているのかもしれないのです。

なんかシワシワ君はちょっとオレンジが強い。

まあでもシワシワ君とショウ君は同じぐらいの強さなので成り立っているのかな。片方が強くて片方がいじめられてる構図になっちゃった場合は、隔離が必要なのかも。

最近はシワシワ君の息子が参戦しましたが、若い子はやっぱり強いのでちょっとオジーちゃんたちはやられ気味。しかもメスも気が強い子ばかりで、ガブガブされてるようなので、さらに尾ひれはボロボロです。

飼い主の顔を見ると餌くれーって寄ってくるシワシワ君。

でもなんか、ご飯食べるのが好きで、ご飯をくれる人間も好きで、
ケンカも好きで、メスも好きでっていう5歳のおじーちゃんアベニーパファーが
かわいくてしょうがない。

いつまでも元気でいてほしい。

ただ、寿命が2~4年って言われるアベニーで5歳っていう現実。
シワシワ君は片方の胸ひれがちょっとまがってしまったりしてるし、まっすぐ泳げないときがあったり、浮袋の調子が悪くてクルクル回ってしまうことがあったり、目も悪くなってる感じもするし、呼吸が荒かったり、いつ☆になってももうおかしくない気配もあります。

だけどやっぱりいつまでも元気でいてほしいなあ。