東京タワー水族館閉館その後のこと。

ちょっと前の話になりますが。

9月末で閉館した東京タワー水族館。

これは外の看板。

私は閉館2日前にもう一度行きました。名残惜しすぎて。
そして、きっと幻の水族館スタッフTシャツをゲットしました。残り3点のうち1点だったよー。

そしてなにより心配だった魚達のその後。
きっと閉館を知って水族館に行ったほとんどの人達が考えた心配ごとだったんじゃないかなと思います。

そしたら、11月の頭には、東京タワー水族館スタッフの方から、
魚達の今後の行先についての報告がTwitterとブログでありましたね!

東京タワー水族館 スタッフブログ

よよよ、よかったーーー!!!

沢山の魚達の今後の生活の場を確保できて、お引越しができたそう。

私は、ちょっと感動しました。
いや、ちょっとじゃなくてすごく。
だってこれ、本当に大変な事だったと思うのですよ。

東京タワー水族館って、世界でも最多の900種類にも及ぶ魚の種類を展示してる水族館で、数は閉館時でも約5万匹!
こんなに沢山の魚達の行き先を決めて運ぶまでの作業や手続きやなんやかんや、他の水族館の人達とのやり取りなんかのことを考えると、膨大な仕事すぎて想像しただけで吐きそう。

小さい魚はまだしも、1mクラスの大きい魚になると、他の水族館も簡単には受け入れられないだろうし。
しかもその間も通常の魚のお世話はしなきゃだし。

しかもなんか、正規のスタッフは2人ぐらい?の小人数のようで。
なんだったら、俺知ーらない!と逃げちゃうことも可能なわけで。
いやこりゃもう魚に対する責任と愛情がないとやっていけないことですよ。

魚は哺乳類のペットに比べるとやっぱり命が軽くみられがち。
私は超最悪の事態として閉館後は大量の生ごみの袋が出されてヤフーニュースに出ちゃうとこまで想像してたぐらい。(大変に失礼な話なんだけど…。)
私は飼っている魚達はすごく大事で、犬や猫のペットと同じと思っている方だけど、この考え方のほうがマイノリティなんだと思います。実際アクアリウムやっている人でも魚は消耗品と考える人もいるし、だからなんか、そうなっても仕方がないと思ってました。
でも、そうならなかった!とても理想的な素晴らしい幕引き!!

スタッフさんの深い魚愛に感動。

願わくば、東京タワー水族館元スタッフさん達にラッキーな事が山ほど起こりますように。

是非このスタッフさん達には、次も水族館に就職してもらいたいです。
そしたらきっとその水族館の魚達も幸せになるからさー。

気になっていたハリセンボンのボンちゃんはしながわ水族館にお引越ししたそうです。

ハリセンボンのボンちゃん。

近所だし、会いにいかなきゃ!

これはハリセンボンの赤ちゃん。一緒に行ったんだと思われます。

ミドリフグたちは足立区生物園だそうで。
こちらは行った事ないので、是非行ってみたい。

ちょっと前の話なんだけど、
こういういい話は忘れないように残しておきたくて。

東京タワー水族館のことは忘れないよー。

 

もうすぐ閉館の東京タワー水族館に行ってきました。

アベニーのこともいろいろ書きたいのですが、とりあえず今あげたいこの記事。

行ってきました。
東京タワー水族館です。

TTA!TTA!(Tokyo Tower Aquarium)
東京タワーの真下にある都内のど真ん中の水族館。

今年の9月30日に閉館してしまうそうですね。。。

ううう。。。すごく悲しい。。。

私は多分これが3回目の訪館。

なんといってもこの水族館、珍しくアベニーパファーとミドリフグの展示をしています。フグの種類も充実。他の水族館でミドリフグって見たことないので、そりゃもう私的には大好きな水族館でした。

入るとすぐに淡水フグスペース。
横に長い水槽で、わりとゆったり暮らしてるフグズ。

美しいファハカ。

お肌すべすべ。

こちらも綺麗なアベイ。

インドマミズフグに、

スバッティ。

そしてアベニー。

アベニーは水槽に対してだいぶん少ない!よけい小さく見えます。でも広いのでストレスなく暮らしていそうな感じです。

中に入ると、海水フグはじまり。
コンゴウフグ。

とか、サザナミフグ。

ディスプレイ的には、ほぼベアタンクな感じなのでちょい他の水族館に比べると寂しいのですが、どの子もとても丁寧に飼育されていると思います。

その証拠に、ひれがとても美しい!

大きい水族館のフグは、大きい水槽に混泳してるせいなのか、ヒレがボロボロの子が多いんですよね。成魚を自然から採取してきたからなのかな?

でもここの子は、ヒレがきれい~!フグのなりやすい尾ぐされ病とかになってもちゃんとケアしてもらっているんだろうなーと思います。

なので、ふぐ飼いの視点からみてもいい水族館なのです。

海水魚のキッズを集めたスペース。

かわいいハコフグの赤ちゃん。

…を見る、ハリセンボンの赤ちゃん。

カワユス。

ハリセンボンの目って、なんでこんなにキラキラなのかしらん。

アベニーもミドリフグも光を反射して青や緑にキラキラですが、ハリセンボンは目が大きいからキラキラが見えやすい。

その反対側には、大人ハリセンボン水槽。

ハリセンボンのボンちゃん。
名前つけてるあたり、愛を感じます。

円形の水槽なのでちょっとまがって見えちゃうけど。

指ふると寄ってきました。

キャワイイ~!
ハリセンボンのこの眠そうな目がたまらない!

前に来た時はもっと小さかった気がします。成長したのねー。

 

そしてなんといってもこれ。
ミドリフグ水槽~。

謎の2段型のオーバーフロー水槽。
下の低い部分にミドリフグがいます。
他の魚のヒレ噛んじゃうから、別扱いなのかな?

前来た時は真ん中の他の魚が入ってる水槽、もっと高さがあった気が。。。気のせいかな?

ただ、ちょっと暗いので、ミドリフグの白いお腹がグレーに見えてしまうー。
ミドリフグにもうちょっと照明をプリーズ!

水槽自体は幅が2mぐらいあるのかな?んで、環状になっているので、1周したらかなりの距離。ミドリフグたちもガンガン泳いでました。

10センチぐらいによく成長した子たちもいるし。

なんか個性的な顔の子も。ノーズが細いし尾ヒレがでかい~。

指を振ると寄ってくる。かわいい。

ミドリフグは数が多いので、お互いしっぽガジガジしてしまってヒレはアレでしたね。ほんとはもうちょっと隠れられる筒みたいなのがあればいいのかも。ちょっと弱ってる子には流れが速くて、調子の悪い子は水槽の角に溜まっちゃってたなー。

ミドリフグ水槽の隣のムブちん。

この子も綺麗だなあー。

そして表情豊か。

かわいいー。

フグ好きな方、是非行ってください。
9月30日までしか見られないよ!

 

っていうか、魚好きな方、是非行ってください。

大手水族館は超大きい水槽か、大きい水槽か、すごく小さい水槽かしかないけど、
ここの水族館はなんか不思議な中の小って感じの水槽サイズ。
大きい水槽に大量に魚が入っている水族館に比べると
魚1種類1種類をじっくり観察出来る楽しさがあります。

魚も近くに見えるしね。
フグ以外でも楽しいですよー。

個性的なドット柄の子。オシャレー。(名前見忘れ)

コケが生えてる存在がファンタジーなかっこいいワニガメさん。

この亀さんは前来た時は岩のように動かなかったのに、今回はアクティブにじたばたしてました。どうしたんだろう?人が多くてびっくりしてる?

あと、この水族館のいいところは、魚のみなさんが人間が好きみたいで、割とこっち向いてくれるところ。飼育員さんにかわいがられてるんだろうなと思います。

 

見られすぎ(笑)

正面顔が撮り放題でした。

水族館で人が嫌いな魚は壁のほう向いて動かなくてちょいノイローゼっぽく見えちゃう魚も多くいる中、この子たちはなんか手とか振ると興味もって寄ってくるぐらい愛想がいい。

きっと大事に飼育されているから、人間ぎらいじゃないんだなー。とか思います。

前回来た時と同じ魚が少し大きくなってて元気にしてて、1匹1匹を大事に飼っているって感じが伝わってきます。まあそれは展示内容が変わらないってことなんだけど(笑)

なんだろう。。東京タワー水族館って、例えばさかなクンが水族館作ったらこんな感じになりそうっていう感じの、魚が好きな人が作ってる水族館という感じです。

あふれる魚愛。

なくなってしまうのがとても寂しいです。

最後には屋内ですが鯉のプールがあり、100円で餌があげられます。
餌は最初の受付で売ってます。

メチャ寄ってくる。ぐいぐいきます。
みんな相当デカイ。
そして近い。

すぐに進化して陸にあがってきそうな勢いの子ばかり。
生命力パネエ。

閉館したらこの子たちはどこにいっちゃうのかなー。。。
ちゃんとどこか水族館に引き取られて、かわいがってもらえるのでしょうか。
希少で珍しい魚もいるみたいだし。
でもミドリフグとかはアベニーは水族館では引き取られないよなあー。。。

閉館までにもう1回ぐらい行きたいです。

せっかくなので、東京タワー水族館の名前の入ったグッズを何か買って思い出を残したいと思ったのですが、作ってないのか売り切れたのか、オリジナルグッズがあんまりなかったのが残念。

ハリセンボンのボンちゃんのぬいぐるみ買いました。
かわいいよー。

あとちょっとしかチャンスがないけど、皆さまにも是非行ってほしい!