ほんとにあったUFOキャッチャーミドリフグの話。

お久しぶりです。

最近はちょっとバタバタしていてすっかり月1~2更新になっちゃったです。しかしネタがない訳ではなく、水槽も事件続き。この季節、なんつーかウチの会社の水槽はどれも小さいので大概不安定になりがちなもので。

アベニー親たちの水槽ではオス同士の喧嘩が激しすぎて尾ひれがボロボロになってるし、メス同士はジャイ子がブルーちゃんを攻撃しすぎて、ちょっとブルーちゃんの様子がおかしいので現在またまた隔離中。

んでそれと一緒に水槽掃除したら稚魚が6匹もとれて、現在稚魚15匹の卵2個。

ミドリーズはこれまたまたまた冷凍赤虫ハンガーストライキ中。活ラムズは食べるので問題はないのですが。

テトラ水槽とブラックモーリー水槽で飼っているミドリーズのごちそう用ミナミヌマエビがなんか急に壊滅的に数が減っていたり。テトラ水槽はラムズ水槽をなくそうと思ってラムズを大量投入したからもしかしたらそれが原因かもですが、モーリー水槽はそれには関係ないので理由が別にあるのかな、と。でも原因不明。

ってなことが色々あってアクア事情もバタバタしてましたが、ささいな事だわいと思えるような事件が急に勃発。

これです。

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どすん。

このプラの丸い容器に入ったこのお方。

この方は、まごーことなき、「UFOキャッチャーのミドリフグ」です。

それは社長と夕飯を食べに行った日。

その商店街にはよく夕飯を食べにいくので、ゲームセンターがあることも知ってましたし、そのゲームセンターに生きた魚を扱うUFOキャッチャーがあるのも知ってました。ただしそこには今までミドリフグはいたためしがなく、ベタかハートがペイントされたモーリーか、他には謎にヤマトヌマエビとかフライングフォックスとかしかいませんでした。「本当にミドリフグのUFOキャッチャーなんてあるのか?」と思ってたぐらい。しかもそのラインナップではあまり人気がなかったのか、しばらくすると魚のUFOキャッチャーの機械自体が無くなっていたので、ちょっと安心してました。

だってフグ愛好家的には見ちゃったら救済したくなるし、でもこれ以上は会社に水槽を増やせないし、それに魚のUFOキャッチャーにお金を落としたらいつまでたっても魚UFOキャッチャーがなくならないし。

って思っていたのに、いつのまにか機械復活。しかも店先の目立つところに移動してるっていう。

んで見ちゃったんですよね。そしたらいたんですよね。水面近くで口をパクパクしてるちっこい痩せたミドリフグが。しかも黒ドット模様が薄くなってて調子よくなさそう。

すんごい迷いました。とりあえず夕飯を食べながら社長と会議、結果、「救済したい気持ちが強い。とりあえず2000円ぐらいやってみて、取れない場合はあきらめる。」ということに。私は実は水の入ったボトルなんて重いからUFOキャッチャーで絶対取れない、かわいそうだけど連れて帰れないだろうなと思ってました。

そしたら、なんつーか、まあ結果的に普通にとれてしまった訳で。

しかも実は、

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どどどすん。

2個。つーか2匹

まままさか2個取れるとは。実はミドリフグが入った容器が3個もあって。3個目もチャレンジしたけど取れず、次の人が待っていたので2個取ったところで退散しました。

社長が1個、私が1個。2匹で1200円かかりましたけどね…。私は昔ちょっとやってたので、アームでつかむ系のUFOキャッチャー全然取れない訳ではないぐらいの腕前…。

いやこれ以上水槽増やすの大丈夫?つか3匹目取れずに帰ってきていいの?いや2匹って多くない?いやいやいやと、複雑な想いがぐるぐるもしたのですが、「これもまた運命。」ということで。会社に連れて帰ってきました。

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とにかくちいさい。

ちいさいようー。容器も小さいけどミドリフグも小さい。金銀がはじめて来たときより全然小さい~。

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なんか変わった最近の容器。なんか前は穴が無かった感じだったのに、空気穴がついたみたい。

んで、このUFOキャッチャー用の容器。調べたら水量は400ml(T_T)。うーん。フタのところに穴があって、裏には空気を通して水を通さないっていう紙みたいなのが貼ってありました。倒れても水がこぼれないようになっているということか。

さてはてともかく水合わせ。

昔から気になっていたのですが、UFOキャッチャーのミドリフグってどんくらいの汽水にいるの???

ってことで測ってみたらば。

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…振り切った?

…これって、ほぼ真水じゃないんでしょーか…。2個ともこうでした。

うーん、1/4濃度弱ぐらいにはした方がいいかな…。でも急すぎるか…。うーんでも一晩かけてゆっくり上げれば大丈夫かなあーということで。

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バケツで一晩。

超ポタポタで点滴式で水合わせ。2時間たっても平気そうなので、そのペースで一晩放置しました。片方の子がちょっと小さ目で、一緒にしたらちょっと追い回し始めたので、ちょっと目隠しにアベニー隔離用の模造の水草をいれつつ。

で、翌朝。

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とりあえずプラケースで。

なんか、とりあえず元気でした。

会社に行ったら社長がちっこい2匹にメロメロになっていて、名前が決まっていました。

「フクとプクだ!」だそう(笑)

大きい方がフクで、ちいさい方がプクだそーです。金銀は私が命名したので、今回は社長命名でね(笑)

さてはて、そのフクプクはクリル、粒餌(グラニュールパファー)、冷凍赤虫、ちいさいフグ用のフレーク、一通り食べました。

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クリルに必死なプク。より目すぎて謎の生物。

ただやっぱりガリガリで、お腹はもちろん、顎の下とか尾ひれのほうは肉が全然ついてない。食べても食べてもお腹が膨らまないぐらい。うーん。尾ひれもちょっと白濁してる感じもするんだけど、薬浴するにしてもなんにしても、もうちょっと太ってからかなあ。

他の水槽もなんか調子わるいこの季節の飼育スタートで、若干自信がないんですけど、フクプクがすこしでもいいフグ生を過ごせるように…頑張ります。

しかし改めてみるとかわいいわー。

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右の正面顔がフク。左がプク。

ちいさいねー。かわいいねー。顔ひらぺったいねー。クチバシらへん柄ないねー。…あーれー。あーれれー。

もしかして、キミタチ。

サヴァ??

サヴァヘンシス??

(※ミドリフグにそっくりなミドリフグじゃないフグのこと。)

初日にしてミドリフグじゃない疑惑(笑)。まいっか。

そんなわけで新しいフグメンバーが増えました。よろしく。