白ジャイ子のこと。

ミドリフグも稚アベニーも元気で順調です。色々書きたい事もあるのですが。

でもなんか、とりあえずは白ジャイ子の事を全部書いてからにしようと思いまして。

なんとなくね。

アベニー女子軍団の中でも黒ジャイ子とブルーちゃんのほうが個性的なので白ジャイ子のことはついついあまりブログに書いていなかったので、自分で見返す用にたくさん載せたくなりました。

超絶長い&感傷に浸りまくりの記事なのでヒトからみれば多分キモイです。なので流してくださいませ。

いやほんとにね。

 

150310_23これが白ジャイ子さんです。

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トリートメント中。

2013年11月にウチの会社にきました。その頃は個体の区別は全然ついてませんでした。段階的に何匹かずつアベニーさんを購入してて、多分この中の左下の子。右の子はシワシワ君かな?今になって見返すと逆に区別がつくなー。それに結構来たときから大きい…。(奥の子はすでに他界)

150310_01ブラウンソイルにしていたころは、黒ジャイ子とそっくりで区別がつきにくかった。(多分奥が白ジャイ子)

150310_02これは去年の7月の写真。(すでにかなり太っていたのね…。)

150310_03それがブラウンソイルをろ過砂利にかえたら体の色のこの変わり様。

150310_19新しいレイアウトでは水槽左端のミクロソリウムの下が白ジャイ子のテリトリー。

150310_22でもほんとは黒ジャイ子のテリトリーの水槽真ん中にあるナナの下も好き。

150310_05水槽内初のカップルになった、白ジャイ子とオス(小)君。まだ一緒にいるだけでラブはありませんでした。

150310_07仲がよくて、

150310_06いつも一緒。

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この写真だけシワシワ君と。

なのにオス(小)君は発情が遅くて、白ジャイ子の最初の男はシワシワ君に。

150310_15でもめげることなくオス(小)君もがんばって、その後は

150310_12結ばれまくり。

150310_13白ジャイ子は目はグリーンで尾びれも立派でした。アイラインがひときわ濃い子。

150310_14実は背びれの下の黒模様部分、うっすらブルーががってました。

150310_10食べるのがとにかく好き。ラムズも大好き。

150310_04一番あんまりカメラを怖がらないアベニーさんでした。なんならポーズ撮ってくれる感じ。なので白ジャイ子は写真がたんまり残っています。

150310_09女子らしいそばかすあり。この写真かわいい。

150310_17なんだかとにかくオス(小)君との写真が多い。

150310_16仲が良かったんだなー。

150310_08正面顔の並んだ写真は、

150310_18なぜか白ジャイ子はお腹見せポーズ。決めポーズなのか?

この写真が2匹のツーショットの最後の写真。

 

 

調子の悪いのを発見したのが2月11日の昼、☆になったのは2月12日の夜。

結局、白ジャイ子の突然死の原因はよくわからなかったのですが、ネットで色々検索して、可能性として考えられるのが…

  1. でかいエビ追加によるストレスからの病気
  2. でかいエビからの病気感染
  3. 食べ過ぎからくるエラ病ににた症状
  4. 卵づまり

でした。

最初腹水病を疑っていてあれこれしていたのですが、冷静になって考えると☆になる2-3日前にはフンは立派なのをしていたので、違う気がします。

病気だとしたらエラ病がかなり可能性が高い気がします。白ジャイ子、実は夜の水槽内でいきなりダッシュするような泳ぎを何回か見せていました。ただこの泳ぎ、1匹誰かが始めると伝染して他のアベニーもやるので、誰から始まったかわからない時もあります。

って、ブログを書きながら思い出したのですが、この泳ぎが始まった場合、念のためすぐにカンパラDを本水槽内にちょっと薄めの70%ぐらいで入れるようにしていたのですが、今回は稚魚を同じ水槽内に入れていたので薬を入れなかったのでした…。

気休め的に薬をいれていたのですが、かなり効いていたのかも知れないです。白ジャイ子がいなくなった後、ブルーちゃんがこの症状を発症していたのでまたも隔離して薬浴してました。本水槽に戻してからはとりあえずまだそういう泳ぎは見ていません。

追加したヤマトヌマエビは一応トリートメントしてから入れたのでそこからの感染はあまり考えていなかったけど、エビだけに薬を薄くしていたのがいけなかったのか。。。

調べると金魚とか、食べ過ぎからもエラ病と似た症状になるそうです。確かに☆になる前の白ジャイ子は餌に対する執着がすごかったです。

あとは、謎の卵づまりってやつ。確かにかなり卵は持っていたようです。

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☆になるちょっと前の写真。赤い矢印部分、卵巣?

そして底に沈んだ弱った白ジャイ子を発見したとき、オス(小)君がかなり繁殖行動的にグイグイ白ジャイ子にからんでおりました。ちょっと変な光景でした。お腹もパンパンだったし、可能性はなくはないのかも。

でも真相は謎のままです。

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センチメンタルな白ジャイ子な写真。

たかだか3センチの小さな魚なんだけど、1年3か月、ずっと一緒にいたわけで。

1か月も経つのにまだ色々考えてしまいます。

去年末に生まれた友達の子供(もちろん人間)よりも3センチの魚の白ジャイ子のほうが実は年上だったと思うと、あたりまえなんだけどなんか不思議。

アベニーとしてはどすこいな立派な体つき、穏やかな性格、黒ジャイ子に噛みつかれた直後でも餌を食べまくるメンタルの強さと元気さが、白ジャイ子は自分の中ではかなり自慢のアベニーさんだったんだなーといなくなった今すごく思います。

だから、もうちょっとなんとかしてあげたかった。長生きさせてあげたかった。っていうか、もうちょっとかわいい名前でもつけれあげればよかった。

白ジャイ子がいなくなって、アベニー水槽は修羅の国に戻ってしまいました。体の大きいけど攻撃性が少ない白ジャイ子がパワーバランスの鍵だったのかも。

願わくば、今1匹だけ育っている稚アベニーが、白ジャイ子の子供だといいなあ。

 

っていう、自分のための魚愛をこじらせてる記事でした。トホホー。

突然の別れ。

ブログを書くのが1か月ぶりぐらいになってしまいました。

非常に忙しかったり、色々あったりしたせいなのですが。

そんな中、アベニー軍団の中の一匹、白ジャイ子が突然体調を崩して☆になってしまいました。

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白ジャイ子。

もう何週間か前の話です。

それまで元気に、それこそ人の餌を奪うほどの元気だったのですが、ある日餌をやろうとしたらいつも全員集まってくるのに1匹足りない。

ちょっと変と思ってよくよく探してみると、白ジャイ子が底に沈んで呼吸も荒くなってました。

その周りをオス(小)君がウロウロ。発情しているのか心配しているのか、体をグイグイ押し付けてました。でも白ジャイ子は沈んだまま、嫌がってちょっと浮いて前進してもすぐに沈んでしまう状態。

焦ってすぐに隔離。タモですくう時も全然逃げもしない、かなりやばい状態でした。

でも原因がさっぱりわからない。お腹がかなりパンパンだけど多分思いっきり抱卵中みたいだし。。。でも他に思い当たることがないので腹水病じゃ??と焦ってネットで検索。

「腹水病にはエルパージュ」的なサイトを見つけて、焦って薬浴させました。

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呼吸も荒く、沈んだまま動かず。

実は、白ジャイ子はいままで一人で薬浴したことがありません。他の子が病気になってしまったときに予防としてみんなで薬浴させたりしたことはありましたが、単独で調子を崩した事が一度もなく、黒ジャイ子に噛まれまくっても健康そのものでした。

だからかなり焦りました。隔離の常連のブルーちゃんやシワシワ君ならわかるけどなぜこの子が…。

その夜、ネットで調べまくりました。そしたら、腹水病にはオキソリン酸のほうが効くって書いてある!!焦って調べたので間違えた??

一晩超えても、白ジャイ子の容体は変わりませんでした。

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もう目が見えてないかのよう。。。

呼吸が荒いまま、全然動かず、時々体の向きを変えるぐらい。

ここで、私が間違った判断をしました。「薬を変えよう」と思ったのです。今にして思えばそのままの薬、そのままの濃度でもう1日様子を見ればよかったと思います。病状が変わらないということは、一応それでもっていてくれているということだったのかもしれません。

でも私は薬を変えようと、一度薬の濃度を下げてしまいました。いつも通りに時間をかけてやったつもりですが、瀕死の白ジャイ子にはきつかったのかもしれません。

今思えば前に☆になったサバ風の子もそうでした。一度薬を濃度を下げようとして、半分ぐらいの濃度になったときに状態が急変したのです。

今回の白ジャイ子も同じでした。薬の濃度が半分ぐらいになったところでちょっと様子が変わりました。かなり動くようになったのです。

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ちょっと浮いてるところ。この写真が最後になってしまいました。

その時は薬の濃度が濃かったのか?今のほうが楽なのか?と思って、ちょっと時間を置こうと思いました。実は残業中だったので、今夜中にやらなきゃいけない仕事があったのでデスクに向かっていました。

ふと気づいて隔離水槽を見ると、白ジャイ子が壁とフィルターの隙間に縦になって挟まれていました。焦ってフィルターを動かすと、もう水流に流されてしまう状態。手ですくう感じで水流のないところに連れて行きましたが、もう呼吸をしていませんでした。

あー思いだしながらブログを書いていても泣きそう。

そのあとは一人号泣しながら仕事してました。辛かった。5匹しかいないアベニー、その中でもあまり手のかからない子で、拒食にもなったこともなく、みんな病気になったとしてもこの子だけは生き残りそうと思うぐらい元気な子だったのに。

そして薬浴の仕方を間違えて殺してしまったような気がして自責の念が半端なかったです。途中から、こんなに急に調子を崩すのはエラの問題では??と思うようになり、エラ病について調べていたらエルパージュエースで薬は合っていたとのこと、でももう薬の濃度を下げてる途中だしと、考えがグルグルしていたのです。

なんとか助けたくて色々いじくりまわして失敗するという定番中の定番のミス。あのままそっとしておけば助かったかもしれないのに。

実は白ジャイ子が調子を落とす3日前、最近茶ゴケがひどくなってきていたアベニー水槽に5匹いたはずのヤマトヌマエビが3匹になっていて、新たに3匹購入して追加したのでした。念のためトリートメントをしてから入れたのですが、エビなので薬も薄めで期間も短くしたのがよくなかったのか…。結構大き目のヤマトでかなり水槽内を動き回っていたので、それがストレスになったのか…。

エビなんか入れなきゃよかった。茶ゴケなんかいくら出ても魚は死なないのに。

ほんとにごめんよ白ジャイ子。

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調子を崩す3日前の写真。特に目立つ兆候がなし…。

容体がおかしいのを発見して2日で☆になってしまうということを考えると、やっぱりエラ病だったのかもしれません。

それにしても急すぎでした。

測ったら身長ぴったり3センチ。いままで☆になった子達の誰よりも真ん丸な立派な体でした。

うーん、やっぱりまだ泣いちゃうわー…。