銀の変化。

最近アベニーのことばっかりでミドリーズのことを書いておりませんでした。

やつらは元気です。

えっと、元気…です。

特に銀。

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銀です。

上の写真は1か月前の銀です。

これがなぜか1か月後の現在…

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ぷっくり。

…どしたんだよ?

ってぐらい、なんかすごく太りました…。

前に体格に差が出てきたってことを書いたのですが、なんかより差がついてしまいました。

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左が金、右の大きいのが銀。

上から見ると差がよくわかります。銀のボディが太い!

1か月前…

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これがー…。

現在。

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こう!

金のほうが丸ボディだったのに、もはや今は銀のがまん丸ボディです。

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右が銀…。卵??

原因は、なぜか赤虫をガンガン食べるようになったこと、それから食欲不振の時にアベニー用のグラニュールパファーを時々パラパラ落として、それを探して食べるという遊びをやらせていたのですが(当時銀は食事よりも遊びだったので、食べることに遊び性をいれてみたんです^^)それに銀がハマり、金の分まで銀が食べてしまったということ。

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マツコ・デラックスか!

アベニーはどすこい番長に対抗するためにみんな太め希望なんだけど、ミドリーズは普通でいいのになぁ。

急に銀が大きくなったので、金がなんだか縮んでしまったかのよう。

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金だって大きくなってるモン!(たぶん)

やはり心配なのは体格差によるいじめ。巨体な銀が勢いつけて金と泳ごうとすると、金はびびって逃げるので、銀は逃げるものは追いたくなるみたいでそんなプチ追いかけっこがちょこちょこ発生中。

でもまだ今のところは仲良し。

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粒餌落ちてた?  いやないよー。

うーん、ダイエットさせたいとこですが、こうなったら金は大きくしたいので金には多めにやりたいし…。給餌が難しい…。

 

アベニーの小さい水槽での薬浴について。

最近、アベニーの病気がらみの検索でこのブログを見てくれる人が多いようですので一応注釈的なことを書いておきます。

前とその前の記事でシワシワ君の薬浴を1.2リットルのサテライトでやってるって書きましたが。

魚飼いのセオリーとしては、そんな小さい水槽での隔離・薬浴はNGです。最低5リットルぐらいの水槽は必要と、いろんなサイトに書いてあるし、私もその通りだと思います。サテライトもそもそも水槽にひっかけて水を循環させて使うものだし。

そうはいっても会社は超狭いし、私は他の会社で働いてから自分の会社に戻ってくるので割とへとへと。隔離の薬浴は毎日の管理が大事だけど、毎日管理するには水槽が小さくないと私の体力と精神的に続かない(飼い主のメンタルも大事っす!)。

なので、小さい水槽で隔離するために、ウチの会社ではこれを使ってます。

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ばばーん。

ガラス製の本気なピペットと、電子はかりです。

ピペットは理科の実験で使うようなやつです。魚用のプラ製のじゃありません。完全に薬を量る用に使用してます。

手前の細いのは大きいメモリが0.1ml、細かいメモリは0.01mlきざみです。奥の頭が赤いほうは1mlきざみ。スーパービバホームで購入。

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めっちゃほっそいねん。

結局、小さい水量での隔離とか薬浴がNGなのは、水質変化・悪化が早いからと、薬が適量いれられないからだと認識しております。

んじゃ大きい水槽のときと同じような状態を作りだせばいい。水質悪化は毎日半分水を入れ替えることでとりあえず回避できるのではないかと。それから薬はきっちり量って徐々に入れていけばいーんじゃなかかと。

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0.1gから0.01gきざみで量れる電子はかり。なんか1000円前後だったような。。。

電子はかりはほぼグリーンFゴールド顆粒を量るためだけに買いました。エルパージュエースは0.5gが量れるスプーン付きで売ってるのではかりは不必要。

一応、薬をきっちり量るようになってからは、薬浴した直後に調子をくずすという子はまだいません。…そう、実はすごく初期は目分量でやってた時期があり、薬入れた途端に調子崩す子がいたっていうことですけど。その反省を踏まえてます。

それから。。。

「アベニーは薬に弱いので、大体規定の50%~70%の濃度で薬浴すべし」という説がすごく言われてるので、私もしばらくこれを信じてアベニーの薬浴の時のみ、薬の濃度は60~70%ぐらいにしておりました。

しかしどうも発病した子が薬浴しても治りません。過去ちょっと体調を落としているという状態で、ブルーちゃんは2度ほどこの薄め薬浴をしたことがあり、そのときはちょっと調子を戻すけどすこしたつとまた症状がでてしまい、完治という感じにはなりませんでした。

他のテトラやモーリーは薬浴させて病気が治っているのに、なぜアベニーだけ全然薬浴が効かないのか…。他の魚は普通に薬の濃度を100%で薬浴させていました。

また、アベニーで病気が治ったってブログに書いている人は「薬を規定量いれ」と書いてあったのを見て、こりゃーちゃんと規定量いれたほうがいいんじゃ?でも怖いので、80%、90%と徐々に上げていき、大丈夫そうなので規定量いれるようになりました。

ま、結果薄い濃度から薬を慣らすみたいなことになっているので規定量も大丈夫になったのかもしれませんが。(なんか耐性ができちゃったとか…?)ただ薬を入れるときは、1mlを入れる場合でも、0.2mlずつ5回にわけて20分おきにいれるといったようにじわじわゆっくり入れることは必ず心がけています。

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お薬セット。他にりフィッシュも持ってます。使ったことないけど。

でもって、ウチのアベニーさんたちは写真にあるくすり全部薬浴したことがあるっていう薬漬けの魚たち(なんかかわいそうだな)。今いる子たちはどれも規定量で薬浴経験済みですが、とりあえず大丈夫でした。まだ生きております。

あ、あと、薬が規定量で大丈夫なのはある程度成魚だからだと思います。薄め濃度の薬を推奨する方々は、アベニーの繁殖に成功してて薬浴も稚魚対象が多いような気がします。1センチに満たないような小さい子なら、やっぱり規定量の薬は濃いのではないのでしょうか。

まあ、これはウチのアベニーズの場合です。たまたまなんだか頑丈なのかもしれないですし、ご参考まで、というお話です。このブログを参考にガンガン薬浴させるぞ!という方はいないとは思いますが、もし一度も薬浴したことないアベニーの場合は、初日は50%からはじめて、濃度は様子を見ながらあげていくのがいいと思います。

それから…薬浴は「あ、なんかちょっとこいつ体調悪くね?」と発見直後ぐらいにするのが一番いいです。そこから様子を見るのも2日ぐらいまで。1週間ぐらい様子を見ちゃうとアベニーさん、体が小さいのでかなり悪化するかもです…。経験的に。

で、最近まで薬浴してたこの方。

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ミスターシワシワ。

好調です。餌もモリモリ食べてます。(あんまり太らないけど)

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噛み跡も消えたぜ。

なんとジャイ子の地位をはく奪して、水槽の中心付近を泳いでいます。

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黒ジャイ子はミクロソニウムの中に。

シワシワ君がオスだからか、ごつきあいしたらジャイ子はちょっと大人しくなりました。ま、相変わらず目の前の弱い魚はガブりんですけど。

シワシワ君はオス(小)君と、おたがいマンボウのようにひらぺったく伸びてオス的な主張ごっこしてます(繁殖線とかまだないのにー)。かわいーなー。

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男子同士で意地のはりあい。

薬浴してたこの方も元気。

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ブルーちゃんです。

尾ひれが立派なのでもうちょっと体が大きくなるんじゃないかと期待。お腹は大きくなってきたけどね。

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なんだか落花生のような体型。

なんでか最近、ブルースポットも復活気味。なんででしょーかね。

 

あ、念のため。こんだけ書いておきながら別に薬浴を全面的におすすめする訳ではありませんよー。こーいう例もあるってことで。